市木の家

- リノべーション
- 古民家
- 断熱
- 漆喰
- 無垢の木
- 薪ストーブ
犬と一緒に暮らす開放的な住まい
広い古民家を半分だけリノベーション。家族の一員である犬との暮らしを大切に、庭とのつながりがある明るく風通しのいい家になりました。
昔ながらの古民家で、日当たり、風通しがあまりよくなかった古民家をリノベーション。施主であるご夫婦からは、「明るく風通しのいい家になるように」、「犬と一緒に暮らしやすいように」「家の内壁は、黄色の漆喰がイメージ」というご希望がありました。
建物全体は約50坪あり、夫婦2人の住まいにするには広すぎるため、半分の25坪だけフルリノベーション。残りの部分は、床を畳からフローリングに変え、壁を塗りなおすだけにして予算も削減、インドアのスポーツ器具を置く多目的室として利用することにしました。
フルリノベーションした住まいの部分は、リビングとキッチンの仕切りを取り外し、天井を吹き抜けにし、開放的なつくりに。壁は無垢の杉板と黄色の色粉を混ぜた漆喰仕上げで、部屋の中に自然の光を取り入れます。また、すべての建具を引き戸とし、ふだんは引き戸を開けておくことで、家の中を自然の風が通るようにデザインしました。
ご夫婦の希望で、薪ストーブを設置。床は無垢の杉板で、断熱リノベーションも行っているため、冬もこの薪ストーブ1台で、薄着で過ごせるほど暖かくなりました。ダイニングテーブルは、ご夫婦がかつてお祝いでもらった秋田杉の一枚板を使い、鉄の脚を特注してつくりました。
2畳の小上がりの和室は、洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりする家事室であり、お昼寝ルームにもなります。部屋の下につくった引き出しには、布団が収納できます。
ウッドデッキは、リビングのどこからでも庭に降りられるように、広くゆるやかな階段状に設置しました。犬にも昇り降りしやすく、友人を呼んでのバーベキューも楽しめるスペースです。
- 所在地宮崎県串間市市木
- 家族構成夫婦+犬
- 竣工2020年 ・用途 専用住宅 ・規模 木造平屋建て
- 延べ床面積165.5平米(うち89.37平米をリノベーション。ウッドデッキ含まず)









